2024-10-05

バーチャルオフィスは、フリーランスとして働く人が拠点とする住所を借りられるサービスです。
似たようなサービスに、レンタルオフィスやシェアオフィスがありますが、どちらもオフィススペースそのものを借ります。
レンタルオフィスは特定の場所を貸し切り、シェアオフィスは他の人と同じスペースを共有するのが特徴です。

それに対してバーチャルオフィスは、基本的にスペースを借りることはありません。
借りられるとしても、会議室のような場所を一時的に利用する程度でしょう。
そのため、仕事場は自宅などに用意しているものの、その住所を仕事用として使用するには色々と問題がある場合にバーチャルオフィスが適しています。
そして、レンタルオフィスやシェアオフィスと比較した場合、バーチャルオフィスの魅力として挙げられるのは料金が安い点です。
場所そのものを借りるわけではないため、レンタルオフィスやシェアオフィスよりも格段に安い料金で利用できます。
具体的な数字は、利用する住所やサービス内容によって異なるのが一般的です。
場合によっては、月に数千円程度で済むことも珍しくありません。

近年では、自宅で仕事をするリモートワークと呼ばれる働き方も増えてきました。
そうしたこともあり、エンジニアがフリーランスとして働く場合、場所にこだわる必要性も薄れてきています。
自宅を仕事場にできるエンジニアにとって、格安で仕事用の住所を用意できるバーチャルオフィスはコスト面が魅力となるでしょう。